【活動報告】２月の放課後キャンパスクラブ

すべての子供が安心してふれ合える居場所づくり

2025年2月に行った活動の様子をご報告します。参加してくれた子どもたち、本当にありがとう！

私たちの目指すのは、子どもたちの放課後を楽しい体験で満たすことです。すべての子どもたちが安心して集い、楽しめる場所を作ることです。特に、不登校の経験がある子どもたちが気兼ねなく心を開ける場所でありたいと思っています。この場所はただの集まりではなく、地域の中で温かくつながる居場所です。

また、世界中で愛される「マインクラフト」通称「マイクラ」を通じて、子どもたちは遊びながら学び、創造力を伸ばしています。マイクラの魅力はゲームの楽しさだけでなく、学習効果の観点からも注目されています。この体験を通じて、子どもたちがもっと自由に、もっと楽しんで成長していくことを願っています。

2月3日（月）に開催した活動のようす

小さなおうちに到着し、自転車を停めて中に入ると、目の前には鬼が仁王立ち！今年の節分は2月2日。大きな鬼のイラストが貼られた扉を開けると、まるで私たちを待ち構えているかのようでした。

中に入ると、女の子たちが「もう最悪～！」と嘆きながら床を拭いているところでした。話を聞くと、どうやら友だちがジュースをこぼしてしまったようで、一人は洋服までびしょ濡れに。それでも、みんなで協力しながら後片付けをする姿に、思わずほっこり。こういう何気ない時間の中に、助け合う気持ちが育っていくのかもしれませんね。

ひと息ついて、おやつタイム。ほっと一息ついたところで、もう一人のお友だちが到着しました。そこからは、「タブレット貸して！」を合言葉に、マインクラフトの世界へ一直線！みんなで町づくりを進めながら、「誰か銀行で働く人になって！」と役割を決める声が飛び交います。遊びの中で自然と社会の仕組みを理解していく姿に、大人の私たちも驚かされるばかり。

夕食の献立

そして夕食の時間。「あたし、サツマイモ無理！」と苦手な食べ物に正直な子もいれば、「静かに食べたいから隣の部屋で食べる」と自分の気持ちをしっかり伝える子も。それぞれが自分のペースで過ごせる場所って、大事だなあと改めて感じました。

食事のあとは、みんなが楽しみにしていたぬいぐるみ遊び！大好きなキャラクターを手に取り、想像の世界へ飛び込んでいきます。笑い声が響くこの時間は、なんだかとてもあたたかくて、ここが子どもたちにとって安心できる居場所になっていることを実感しました。

こうして今日も、小さなおうちには、それぞれの個性が輝くひとときが流れていきました。明日はどんな出来事が待っているのでしょう？またみんなの笑顔に会えるのが楽しみです。

2月10日（月）に開催した活動のようす

小さなおうちにある庭から、子どもたちの楽しそうな声が響いてきます。カラフルにペイントされた小屋の前では、元気いっぱいに駆け回る姿がありました。ちょっと近寄ってみると、木材の破片があちこちに転がり、小屋の中では男の子が黙々と手を動かしていました。分解された電子部品が散らばり、何か新しいものを生み出そうと試行錯誤している様子。工具を握る手には集中の色があり、創意工夫の楽しさが感じられました。

小さなおうちの中に入ると、女の子がニンテンドースイッチを手に夢中になっています。「何のゲームをやってるの？」と聞くと、「ポケモンでキャラクターのコーデをしてるの！」とニッコリ。お気に入りのサンダルを選んで楽しんでいるようです。こうやって、それぞれが自分の好きなことに没頭できる時間があるのは、とても素敵なことですね。

しばらくすると、隣の部屋に子どもたちが集まり、マインクラフトがスタート。「早くこの前の続きやろうよ！」と、待ちきれない様子。「〇〇を作りたいから、素材集めお願い！」と自然に協力し合い、時折大笑いしながら、みんなでゲームの世界を作り上げていきます。遊びの中で、創造力やチームワークが育まれていくのが分かります。

夕食の献立

そして、お待ちかねの夕ごはん。今日のメニューは、みんな大好きなハンバーグ！「ちょっと大きすぎたかな？」と思ったけれど、子どもたちはペロリと完食。デザートのイチゴも大人気で、「甘くておいしい！」と嬉しそうな声が飛び交います。

食事の後は、最近みんなのお気に入りになったぬいぐるみ遊びで大盛り上がり。お気に入りのぬいぐるみを手に、それぞれの物語を作って楽しむ姿が微笑ましいです。

こうして、今日も放課後キャンパスクラブには、子どもたちの笑顔とワクワクがいっぱい。自由に遊び、学び、そして美味しいごはんを囲む時間。この場所が、これからも子どもたちの「楽しい！」が詰まった大切な居場所であり続けますように。

2月17日（月）に開催した活動のようす

「今日はたくさん自転車が停まっているな～」と思いながら、小さなおうちの中に入ると、「久しぶり！」と元気な声が響きました。振り向くと、遊びに来てくれる双子の男の子たちがニコニコしながら駆け寄ってきます。目をキラキラ輝かせ、「早くマインクラフトやりたい！」と、今にもタブレットの前に飛びつきそうな勢いです。

一方、隣の部屋では、押し入れを隠れ家に見立てて遊ぶ女の子たちが大はしゃぎ。「見て見て！」と自慢げに押し入れの中を案内してくれる姿がとても微笑ましく、子どもたちの創造力にはいつも驚かされます。

「みんなで一緒のワールドで遊ぼう！」と盛り上がっていた子どもたちも、気づけば二つのグループに分かれていました。それぞれのペースで楽しんでいる様子を見て、「やりたいことを自由にできるっていいな」としみじみ感じます。

途中、「私、ちょっと飽きちゃった！」とマイクラを抜け出し、ぬいぐるみ遊びや鬼ごっこに切り替える子も。遊び方も時間の使い方も、みんなそれぞれ。そんな自由な雰囲気が、この場所の魅力なのかもしれません。

やがて、子どもたちから「あとどれくらいでご飯できる？」という声が上がります。外遊びを先にするか、夕食を食べてから遊ぶか、真剣に悩んでいる姿がなんともかわいらしい！

夕食の献立

今日の献立はカレーライス。子どもたちは大喜びです。「やったー！」と歓声が上がる中、「あたしはカレー苦手……」とつぶやく子も。全員が喜ぶメニューを考えるのはなかなか難しいですが、みんなで食べるご飯は、きっと特別な味がするはず。

モリモリ食べる男の子は、なんと３杯もおかわり！「ちょっと食べ過ぎたかな……」とお腹をさすりながら呟くと、周りから「そりゃそうだよ！」と笑い声が弾けます。

お腹が満たされた後は、寒さなんてなんのその。元気いっぱいに外へ飛び出し、鬼ごっこがスタート。冷たい風が吹いているのに、子どもたちは走り回って笑顔いっぱい。「つかまるもんか！」と必死に逃げる姿を見ていると、見ているこちらまで楽しくなります。

ご参加くださりありがとうございました。
また次回も子供たちに再会できることを楽しみにしています！

活動の予定カレンダー

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＜活動場所・日時＞