すべての子供が安心してふれ合える居場所づくり
2023年3月に開催した活動の様子を書き送ります。参加してくれた子供たち、ありがとうございました！
私たちは、放課後に子供たちがわくわくするような時間を過ごすことができる場を提供することを目的としています。この場所では、発達に障害を抱えている子供や不登校の子供たちも、気兼ねなく安心して過ごせる地域に開かれた居場所を目指しています。
また、マインクラフト（Minecraft）「通称マイクラ」というゲームを体験できる機会を提供しています。大人は「ゲームばっかりやって！」と言いがちですが、近年そのゲームとしての面白さのみならず《学習効果 》にも注目が集まっています。
3月9日（木）に開催した活動のようす
まず到着したのが、サンダーバード好きの弟くんがいる兄弟でした。その手に持っているリュックサックが大きく膨らんでいたので、「今日も何か持ってきてくれたんだな」と思いました。「何が入っているの？」と声をかけると、「サンダーバードの本！」と教えてくれました。その本を見せてもらうと、秘密基地や乗り物の設計図のようなものも載っていて、嬉しそうにいろいろ説明をしてくれました。
そして、「マイクラでサンダーバードを作ってみようか！」と提案してみると、「僕は秘密基地を作りたい！」と言ってくれたので、まずはマイクラの世界で無人島探しから始めました。
夕食の献立
今日も賑やかな夕食となりました。いろんな人との団らんを、子供たちが「楽しい！」と感じてくれていたら嬉しいです。
3月16日（木）に開催した活動のようす
今日は前回の続きから始めようとなったのですが、マルチプレイの接続が上手くいかなくて、各々違う世界でプレイすることにしました。地下に秘密基地を作ったりして遊んでいたようですね。
夕食の後は「牛小屋を作ろう！」となりました。この時はマルチプレイが繋がったので、みんなで一緒に建築することができました。子供たちは牛をギュウギュウに牛小屋に入れたり、TNT でその作った牛小屋を爆発させようとしたりして、いろんな遊びで楽しんでいました。
夕食の献立
今日も賑やかな夕食となりました。いろんな人との団らんを、子供たちが「楽しい！」と感じてくれていたら嬉しいです。
3月23日（木）に開催した活動のようす
サンダーバード好きな男の子が、大きな荷物を抱えながら笑顔でやってきました。「もしかして、その荷物の中身は…」と声を掛けると、嬉しそうに「サンダーバード２号のプラモデルとレゴのプログラミングできるやつ」と教えてくれました。レゴのプログラミングできる教材を見たいから持ってきて、とお願いしていた約束を守ってくれたんですね。ありがとうございます。
その後は、iPadで撮影した寸劇動画を見せてくれました。その内容は、サンダーバード２号とジェットモグラ（レゴのプログラミングで作ったもの）の登場シーンを再現したもので、最高に面白かったですよ！このような映像作品を、小学校に上がる前の子供が制作できるなんて、すごい時代ですね。その後は、女の子に誘われて、マインクラフトのサバイバル生活を楽しんでいました。
夕食の献立
女の子はお菓子が入っているポーチを取り出し、パクパク食べ始め、今日はバナナも出てきました。「夕ご飯を食べれるかな？」と思っていましたが、うどんだったので大丈夫だったようです。男の子がお菓子を見て「僕も食べたいな〜」と言うと、女の子が分けてあげていました。兄弟みたいな微笑ましい光景でしたよ。
3月30日（木）に開催した活動のようす
今日は小さい模型を持ってきた、サンダーバード好きの男の子。「後ろの翼が壊れたから接着剤でくっつけたんだ！」と教えてくれました。「ちゃんとハマるようにヤスリしたの」と話してくれて、「え？そんなこともしたの！」と関心しました。それで、そのサンダーバード２号の小さな模型をなぜ持ってきたかというと、ひもをくっつけて飛び立つシーンを再現したかったようです。セロハンテープで固定して、「ほら見て、取れないでしょ！」と言いながら思いっ切り引っ張っていました。「そんなに引っ張ったら、また壊れちゃうよ！」と言ってもお構いなしでした…。
みんな揃ってからは、マインクラフトでサバイバル生活で遊んだり、各々好きなことをして過ごしていました。
夕食の献立
女の子は家でカレーを食べないそうなんですが、今日は食べていてお母さんが感動していましたよ。男の子に「一緒に食べよう」と誘われて、カウンターでおしゃべりしながらふたりで食べていたから、楽しかったのかな。
ご参加くださりありがとうございました。
また次回も子供たちに再会できることを楽しみにしています！
